“焚”で炊飯実験Part2
また、“焚”で炊飯をしてみました!
ソロランチメニュー研究開発室としては、「白米の炊飯」について、さまざまな条件で炊飯して、サンプルリングし、それらを基に炊飯のマニュアル化を図ろうという長期研究テーマを設けました!
今回は、炊飯実験Part2です!
で、今回は前回の実験で使用したシングルストーブを
バーナーヘッドの大きいものに変えてやってみようと思います!
前回使用したコールマンのアウトランダーマイクロストーブです!
今回は、SOTOのST-300です!
バーナーヘッドの大きさを比較してみましょう!
だいぶ、違います!
“焚”の鍋底とも比較すると。。。
で、実際に乗っけてみると。。。
左が前回のも、右が今回のもの。。。
今回使用するST-300だと、鍋底よりも、鍋の側面が熱せられてしまいそうですね。。。
実際に、
kaon教授、
とーと見習の例もありますから、
今回は丸型ロースターを使って、熱源からの距離をとってみますね
こんな感じで。。。
それでは、ここで、今回の炊飯条件を確認しておきます!
前回同様、
米1合、水も同量の1合、という条件で。。。
米を研いだらすぐにざるで水を切る!
あと、時間の計測は米の給水開始がスタート!
で、
データとしては
1、気温
2、給水時間
3、バーナー点火時間と火加減
4、沸騰した時間とその後の火加減
5、音や、においなど、五感による変化
6、消火時間
7、蒸らし時間(10分で統一しましょう)
8、炊け上がりの所感
9、その他
・
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それでは、
こちらからどうぞ!
↓
1、気温は20℃です!(室温)
米一合を研いでざるに入れ、水も一合、用意して。。。
それでは、“焚”に米と水を入れて。。。
タイマースタートです!
今回も30分間、給水させます!
で、この間に、これを紹介しておきます!
先日、スーパーで、レトルトカレーのコーナーで発見しました!
オリエントカレーの激カレー(辛口)です
どんなに、「激」か楽しみです!
今回は炊けたご飯をこのカレーでいただこうと思います
ということで。。。
はい!
2、給水時間は30分です!
3、バーナー点火時間と火加減
当然、バーナー点火時間はタイマースタートから30分後!
火加減は、炎が鍋底からはみ出さない程度!
早く沸騰させたいのと、ガスのロスを最小限にしたいというバランスで。。。
ただし、バーナーヘッドが大きいので、加減がいまいちわからず。。。
点火から、3分ほどで沸騰しました!
すかさず、丸型ロースターで、熱源からの距離をとり。。。
4、沸騰した時間とその後の火加減
沸騰した時間はタイマースタートから32分58秒です!
丸型ロースターで、距離を取ったので、火加減も再度、調整です。。。
吹きこぼれるか、吹きこぼれないかというあたりをキープできる火加減ですね
ここから慎重に。。。
5、音や、においなど、五感による変化
吹きこぼれがおさまってくるとそろそろです!
白い水蒸気の湯気が止まり、
鍋底の音に注意を払い。。。
ちりちりって鳴り出して。。。
最後は匂いです!これで、最終判断!
炊飯特有の匂いから香ばしいおこげの匂いに変わってきたら。。。
炊き上がり!
ここで、10秒強火でおこげを作ってもいいですが、今回はしません!
6、消火時間
消火時間はタイマースタートから40分8秒です!
7、蒸らし時間(10分で統一しましょう)
タイマースタートから40分8秒から10分間蒸らします!
その間に、レトルトカレーを温めないと。。。
あ~。。。あと4分くらいで、ごはんができちゃうんだけどな~
カレー、間に合うかな。。。
おっ! 沸いてる、沸いてる! 予定どおり
10分経ちました!
。。。蒸らし完了です!
8、炊け上がりの所感
蓋を開けてみます!
どうですか~!
蟹の穴も出来てますよ~!
それでは、盛り付けます!
ごはんは一度、切るようにかき混ぜて、水分量を均等にすると同時に、余分な水分も飛ばします!
↑
これポイントですよ~♪
テストに出ます!
“焚”の中もご覧のとおり、焦げつきもなく、キレイです!
また、金のビッグシェラに盛り付けました
アップで。。。
なかなか、いい感じに炊けました!
つやつや、もちもちです!
おこげも全くなく、銀シャリです!
それでは。。。
「激」の出番です。。。
かけてみました!
なっ、 なんと。。。
唐辛子が一本まるまる入ってるし。。。
それでは、ひとくち。。。いただきます
キターーーーーーーーーーー
炎、炎、炎。。。。
後から追いかけてくる辛さです!!!
で、なにげにこんなものが。。。
「激スパイス」?何?。。。箱の中から出てきました。。。
え~い! かけちゃえ~!
おーーーーーっ!い~香り。。。
で、また、ひとくち。。。。
きたーーーーーーーーーーー
炎。炎。炎。。。。
辛いんで、一合では足りません。。。
で、
冷凍してあったご飯をチン♪して。。。。
カレーに
ご飯をかけて食べましたとさ。。。 めでたしめでたし。。。
今回もなかなかいい感じに炊けてしまいました。 で、どうも、“焚”は米一合で水一合ってのがいいようですね
それから、クッカーに対してバーナーヘッドが大きすぎると微妙な火力調節が難しくなるので、バーナーパッドなどで火力を分散させ、なおかつ、熱源からの距離をとるのも有効な方法ということが分かりました。 こんな感じでどうでしょうか? kaon教授っ!
スノーピーク(snow peak) ソロセット 焚
一合炊くのにちょうどいいですよ!
スミフロン加工でこびりつきません
☆ソロランチメニュー研究開発室助教授☆
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