“焚”で炊飯実験Part2

チーズマン佐藤

2009年01月18日 20:24

また、“焚”で炊飯をしてみました!



ソロランチメニュー研究開発室としては、「白米の炊飯」について、さまざまな条件で炊飯して、サンプルリングし、それらを基に炊飯のマニュアル化を図ろうという長期研究テーマを設けました!




今回は、炊飯実験Part2です!

で、今回は前回の実験で使用したシングルストーブをバーナーヘッドの大きいものに変えてやってみようと思います!



前回使用したコールマンのアウトランダーマイクロストーブです!




今回は、SOTOのST-300です!




バーナーヘッドの大きさを比較してみましょう!
だいぶ、違います!




“焚”の鍋底とも比較すると。。。



で、実際に乗っけてみると。。。
左が前回のも、右が今回のもの。。。


今回使用するST-300だと、鍋底よりも、鍋の側面が熱せられてしまいそうですね。。。

実際に、kaon教授とーと見習の例もありますから、
今回は丸型ロースターを使って、熱源からの距離をとってみますね

こんな感じで。。。



それでは、ここで、今回の炊飯条件を確認しておきます!

前回同様、

米1合、水も同量の1合、という条件で。。。

米を研いだらすぐにざるで水を切る!

あと、時間の計測は米の給水開始がスタート!

で、
データとしては

1、気温
2、給水時間
3、バーナー点火時間と火加減
4、沸騰した時間とその後の火加減
5、音や、においなど、五感による変化
6、消火時間
7、蒸らし時間(10分で統一しましょう)
8、炊け上がりの所感
9、その他

  ・
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  ・
それでは、
こちらからどうぞ!
  ↓
1、気温は20℃です!(室温)


米一合を研いでざるに入れ、水も一合、用意して。。。






それでは、“焚”に米と水を入れて。。。


タイマースタートです!

今回も30分間、給水させます!


で、この間に、これを紹介しておきます!



先日、スーパーで、レトルトカレーのコーナーで発見しました!

オリエントカレーの激カレー(辛口)です

どんなに、「激」か楽しみです!

今回は炊けたご飯をこのカレーでいただこうと思います


ということで。。。

はい!
2、給水時間は30分です!


3、バーナー点火時間と火加減
当然、バーナー点火時間はタイマースタートから30分後!
火加減は、炎が鍋底からはみ出さない程度!
早く沸騰させたいのと、ガスのロスを最小限にしたいというバランスで。。。
ただし、バーナーヘッドが大きいので、加減がいまいちわからず。。。


点火から、3分ほどで沸騰しました!


すかさず、丸型ロースターで、熱源からの距離をとり。。。



4、沸騰した時間とその後の火加減
沸騰した時間はタイマースタートから32分58秒です!
丸型ロースターで、距離を取ったので、火加減も再度、調整です。。。
吹きこぼれるか、吹きこぼれないかというあたりをキープできる火加減ですね




ここから慎重に。。。


5、音や、においなど、五感による変化
吹きこぼれがおさまってくるとそろそろです!
白い水蒸気の湯気が止まり、
鍋底の音に注意を払い。。。
ちりちりって鳴り出して。。。
最後は匂いです!これで、最終判断!
炊飯特有の匂いから香ばしいおこげの匂いに変わってきたら。。。
炊き上がり!
ここで、10秒強火でおこげを作ってもいいですが、今回はしません!



6、消火時間
消火時間はタイマースタートから40分8秒です!


7、蒸らし時間(10分で統一しましょう)
タイマースタートから40分8秒から10分間蒸らします!


その間に、レトルトカレーを温めないと。。。




あ~。。。あと4分くらいで、ごはんができちゃうんだけどな~
カレー、間に合うかな。。。


おっ! 沸いてる、沸いてる!  予定どおり







10分経ちました!
。。。蒸らし完了です!



8、炊け上がりの所感
蓋を開けてみます!
どうですか~!


蟹の穴も出来てますよ~!







それでは、盛り付けます!
ごはんは一度、切るようにかき混ぜて、水分量を均等にすると同時に、余分な水分も飛ばします!
  ↑
これポイントですよ~♪
テストに出ます!

“焚”の中もご覧のとおり、焦げつきもなく、キレイです!



また、金のビッグシェラに盛り付けました
アップで。。。

なかなか、いい感じに炊けました!
つやつや、もちもちです!
おこげも全くなく、銀シャリです!


それでは。。。
「激」の出番です。。。

かけてみました!


なっ、 なんと。。。唐辛子が一本まるまる入ってるし。。。


それでは、ひとくち。。。いただきます


キターーーーーーーーーーー
炎、炎、炎。。。。

後から追いかけてくる辛さです!!!

で、なにげにこんなものが。。。

「激スパイス」?何?。。。箱の中から出てきました。。。


え~い! かけちゃえ~!

おーーーーーっ!い~香り。。。

で、また、ひとくち。。。。

きたーーーーーーーーーーー

炎。炎。炎。。。。


辛いんで、一合では足りません。。。


で、
冷凍してあったご飯をチン♪して。。。。

カレーにご飯をかけて食べましたとさ。。。  めでたしめでたし。。。








今回もなかなかいい感じに炊けてしまいました。 で、どうも、“焚”は米一合で水一合ってのがいいようですね
それから、クッカーに対してバーナーヘッドが大きすぎると微妙な火力調節が難しくなるので、バーナーパッドなどで火力を分散させ、なおかつ、熱源からの距離をとるのも有効な方法ということが分かりました。 こんな感じでどうでしょうか? kaon教授っ!




スノーピーク(snow peak) ソロセット 焚


一合炊くのにちょうどいいですよ!
スミフロン加工でこびりつきません






                ☆ソロランチメニュー研究開発室助教授☆

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